Hugin (HuginOSX)

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Hugin

"Hugin" [参考1]は、複数の写真を貼り合わせて、パノラマを作成するソフト(フリーウェア)。

パノラマ写真にはあまり興味を持っていなかったけれども、試しにこのソフトを使ってみたら、想像以上にキレイに繋ぎ合わせられた、その出来上がりにうっとりしてしまった。それ以来、パノラマを合成することを想定して撮影するようにもなったのは云うまでもない。

その Mac OS X 版、ちょっと前になるけど、日本語リソースが追加されたものがリリースされて、これまで謎だった使い方に、僅かながらも明かりが差し込んだように思えた。いやいや、専門用語だらけで、日本語訳がわかったところで、やっぱり殆ど謎なんだけれども、少なくとも日本語になったおかげで「なぜ謎なのかが明らかに」なった。チェックボックスの意味や各種設定にある専門的なことは別途追求していくとして、その足がかりにはなったのだ。

尤も、何も知らなくとも、闇雲に試行錯誤しているだけでもなんとなくいい感じに仕上がる、そのインタフェースはよいソフトウェアの証。だからこそ使ってみようという気にもなったのだけれど。身構えてしまいそうなカメラ(レンズ)の設定も、 EXIF から取り込んでくれるみたいだし、難しいことを知らなくても、きれいなパノラマが作成できるので、面倒な所は追求しなくてもいいかとか、思っちゃう。

一方で、日本語の解説がなかなか見つからないのも、この素晴らしいアプリケーションの敷居を高くしているのかもしれないと思った。そこで、ここでは(体系的ではなく体感的に)会得した使い方を、簡単にまとめてみるとする。どなたかのチュートリアルになればさいわい、と。もっと広く使われるようになれば、もっとよりよく洗礼されていくだろうという期待を込めて。──ただし、もし英語に堪能であれば、この記事は反故に等しい。なぜならば、ホームページに素晴らしいチュートリアル[参考2]、活用法が紹介されているのだから。

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Figure 1: 画像

アプリケーションを立ち上げると、このような画面が開く。上方真ん中に横に並ぶタブに注目する。左から、「画像」「カメラとレンズ」「コントロールポイント」「最適化」「スティッチング」とあり、このタブ並び順に作業を進めて行く。

まず「画像」では、これから繋ぎ合わせて行く画像を、登録する。ドラッグ&ドロップしてもいい。何枚でも、いい。ただ、隣り合う写真に、重複する箇所がないといけない。そして重なり合う部分が左から右へ続いて行くように、「順番を上に」「順番を下に」ボタンで並べ替える。

そのまえに、用意する写真のほうは、基本的に、重なり合う部分が少なくとも30%くらいになるように撮影しておく、とのこと。

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Figure 2: カメラとレンズ

次に、タブ「カメラとレンズ」を開くと、何やら悩ましい用語と、頭痛のするような数値が右側に並んでいる。小数点以下4桁まで入力されたそれは、写真画像の EXIF から取得されたものが自動で入っているようで(但しそれは JPEG ファイルの場合)、ここでは特にいじらずに次へ進むとする。

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Figure 3: コントロールポイント(1)

「コントロールポイント」では、隣り合う写真でお互いに重複するポイントを、設定する。

まず、「画像」で登録されたファイルが0番から順番になっていて、プルダウンメニューから選択できるので、そこから選んで、隣り合う写真を左右に並べて表示させる。その二つの写真で重複しているポイントはここだと、印をつけて行くのだ。

どちらかの画像の中の任意の場所──これはエッジがはっきりしている場所がいいとのことらしい。このサンプルの風景は、サンプルとしてはいまひとつ適さないものかもしれないけれど、そんな風景写真でもとにかく、建物の角とか、コントラストのはっきりした所とか、特徴ある場所を見つけて、ポイント(クリック)する。ここでは、家の赤い屋根と真っ白い屋根があったので、その境界部分を意識してポイントしてみた。

左の画像でそのようにポイントすると、もう片方(右)の画像のほうが反応して、小さな四角い枠が表れるので、その枠を、左の画像でポイントした場所が入るようにして、置いてみる(クリックする)。

ところで、オリジナルの画像の解像度は 1600 x 1200 pix とかなり大きいのだけれど、ここではウィンドウにフィットするように、表示させている。これは、この図中では隠れてしまっているけれど、右下の領域に選択するプルダウンメニューがある。コントロールポイントを指定したときには、その表示サイズは自動的に等倍表示になるため、このとき一時的に左右で大きさが違って見えている。

なお、右下のボックスにあるオプションのチェックはすべて印をつけておく。

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Figure 4: コントロールポイント(2)

四角い枠はだいたいの目星でよく、すると、 Hugin が同じポイントを探し出し、少しのズレがあったらばそれは調整されて、結果、左と右との画像の同じポイントに丸い印がつく。そして、下のリストに、コントロールポイントとして登録された項目が追加されるのに気がつく。

もし、ポイントされた両者の場所に差異が認められたら、そのポイントは「微調整」ボタンを押してから再度動かして調整するか、単に削除して、コントロールポイントの正しさを追求しなくてはいけない。

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Figure 5: コントロールポイント(3)

その作業を幾つか繰り返す。はじめの一回目にこそ四角い枠が出たけれども、二個めからは四角い枠は出て来ない。 Hugin は、最初のポイントにて、示された写真の位置がお互いにどのへんになるのかを既に把握したからだと思われる。

次のポイントを示そうとクリックすると、新たな丸印が生じて、それを任意の場所に少しだけずらして(ドラッグして)あげると、対になる画像のほうに、自動的にコントロールポイントが発生し、登録される。

そうして少なくとも4個以上のコントロールポイントを、指定する。この数は、このような風景写真の場合はより多くを必要とする場合があって、その数は後述する「最適化」のところで判断できる。

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Figure 6: コントロールポイント(4)

この空のように、目印にするには曖昧すぎる場合には、注意が出る。

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Figure 7: コントロールポイント(5)

この注意が出たときは、 Hugin は自動で場所を登録することはせず、ユーザが正しい位置にポイントしてあげないといけない。ただそうはあっても、できる限りはそれらしいポイントを Hugin が示してくれるので、特に問題なければそのまま「追加」してもいい。

ちなみにここでキャンセルはできないので、やり直したいときは、いま操作しているポイントを一旦追加したあとに、削除する。

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Figure 8: 最適化(1)

ある程度コントロールポイントを追加したら、次のタブ「最適化」。

おもむろに「最適化を実行」ボタンを押すと、何やら計算が始まって、結果の確認のための小窓が開いて、細かい数値が見て取れる。

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Figure 9: 最適化(2)

「標準偏差」は、いい結果のためには1未満であることが望ましく、かつ「最大」が5未満であることが良いらしい(じぶんがマニュアルを読み違えていなければ!)。つまり、これらを超える数値が出て来たときには、ステップを戻って、コントロールポイントの見直しが必要になる。大きくずれているポイントを削除したり、また新しいポイントを追加したりしたうえで、またここで「最適化」を試すようにする。

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Figure 10: スティッチング

だいたいよい数値が得られたら、いよいよ最終段階「スティッチング」。ここでは、パノラマの投影法を選択して、出力ファイルフォーマットを指定し、実際に加工を開始する。

また、ここまでのところで、出来上がりをプレヴューすることができる。「画像」タブのちょうど上のアイコンがそうだ(判りづらいけど)。

投影法とは──説明するのはじぶんには難しいので解説はほかに譲るとして、解ったふうに言うとつまり、まるく歪んだ空間をどのように平面(画像)に繋ぎ合わせ書き出すかのことで、その種類を選ぶ。

投影法は、いろいろ変えプレヴューを見ながら直感的に選ぶのがいいのかもしれない。ただ、経験的に、プレビューしようとするとアプリケーションが不安定になるので、一旦セーブしておくとよい。その際、自動で拡張子が付かないので、拡張子 ".pto" を付けてファイル名にする。

なお、このサンプルの写真たちは、ある一点に立ったまま、ぐるっと回りながら(軸を回転しながら)方角をかえつつ撮影しているのだけれど、そういった場合は「心射円筒」もしくは「正距円筒」を選ぶとよいらしい。

次に、各投影法の解説の引用[参考3](ただし、地図を書くときのもの)を、プレヴューと共に見てみる。

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Figure 11: プレヴュー(心射方位法)

Rectilinear (心射方位)

地球の中心に光源を置いて平面に投影する図法です。有効範囲が地球表面の25%と狭く、しかも中心から離れるにつれてひずみが大きくなるため、広い地域の投影には向いていません。特に面積や形状の正確さを求める場合には避けるべきです。
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Figure 12: プレヴュー(心射円筒法)

Cylindrical (心射円筒)

経緯線は垂直線と水平線で表されます。赤道付近でのひずみは小さくなります。赤道から離れるにつれ拡大されますが、特に南北に拡大されてしまい極を投影することができません。投影可能範囲は南北60度までとしています。しかし実用的な有効範囲はせいぜい45度まででしょう。
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Figure 13: プレヴュー(正距円筒法)

Equirectangular (正距円筒)

経緯線は垂直線と水平線で表されます。しかも等間隔なので方眼図法、あるいは正方形図法とも呼ばれます。経度、緯度をそのままX座標、Y座標に読み変えた図法です。赤道付近でのひずみは小さくなります。赤道から離れるにつれ東西は拡大されます。地図から経緯度を読み取ることが目的であれば最も適した図法です。

ちなみに「ブレンド」とあるところを「差」にしてみると、重なった部分が確認できる。

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Figure 14: スティッチング(進捗)

「視野」はプレヴューしたときに、確認している範囲。つまり、複数の写真を繋ぎ合わせ(スティッチングし)た結果、どの角度までを有効に(有用に)するか、その角度。

たとえば円筒法では、中心から離れるにしたがって歪みが大きくなるため、写真に写っているすべての部分を使おうと視野を広くすると、上下の端のほうが面白い事になっている、かも知れない。

あとで画像ソフトでトリミングしてもいいので、大きく取っておく分には構わないけれど、スティッチングに余計な時間がかかる、かも。また、「最適な視野を計算」してくれるので、それに従うのもよい、かも知れない。

「パノラマのサイズ」も、「最適なサイズを計算」してくれるので、クリックしておく(すると、すべての有効画素をその範囲としてくれる)。

そして画像の出力フォーマットを選んだら、いよいよ「スティッチングの実行」を開始する。

画像フォーマットでは TIFF を選択することによって、「滑らかに融合」させることができるそうなので、じぶんはいつもそうしている。また TIFF の場合は途中で小窓が開いて、進捗具合を見せてくれる(でも何かやっているな、くらいしか解らない... )。そうしてとにかく、進捗状況ウィンドウが自然に閉じるまで、待つことしばし。これには CPU パワーが必要で、これくらい大きな画像だからか(注:単に大きさなのか内容の複雑さなのかは追求していない)、チープなマシン(うちの iBook )では数分を要した。

作例:別府一の宮線、湯布院・由布岳 (パノラマはこの記事の下のほうに)

出来上がったこのパノラマは、 Hugin での設定がうまくできているのかは実はよくわからないけれど、でも、なかなかお気に入りのいち枚、いや、四枚となった。

──以上、ざざっと簡単に辿ってみたけれど、その機能は本家ホームページをぱらっとめくってみたら、もっと興味が湧くものと思われる。ここでは、取っ付きはじめの第一歩を、拙いながらも説明してみたにすぎないので、ここだけ見ておいて "Hugin" についてがっかりしないでほしい。もしかしたら、誤りも含んでいることかと思われる(指摘してほしい)。

それから、余談ながら。

"Hugin" はかくも素敵なソフトウェアなのだけれど、更に特筆すべきはそのアイコン。このアイコンのセンスがとてもいい。それから "Hugin" 、このアイコンから察するに、発音するなら、「ハグ・イン」が正しいのかな?

追記@2005-11-22

基準にする点と投影法
パノラマ作成ソフト Hugin のオプションについて試すために、期せずして丁度いいサンプルを撮ったので、投影法の違い、それから「基準にする点」の違いによるそれぞれの効果を比較してみた。

参考1:Hugin - Panorama Tools GUI
参考2:Hugin Tutorials
参考3:投影法カタログ (Yoshiyuki Satoh)

TB:Huginの日本語 (Ippei's Blog : ペーの日誌)

hugin - Panorama Tools GUI

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この一覧は、次のエントリーを参照しています: Hugin (HuginOSX):

» Huginの解説など、日本語、英語の資源 送信元 原 拓史のチャンネル
マルチプラットホーム(Win, Linux, OSX)、フリーのオプンソースのの画像結合ソフトHuginの 解説ページなどをあさる。英語のよいチュートリアルがある [Hugin tutorials]:http://hugin.sourceforge.net/tutorials/ [詳しくはこちら]

» PTGuiチュートリアル和訳 [6] : 出力パノラマ設定(Panorama Settings) 送信元 京都・日本・世界の最新パノラマムービー情報:QTVR Diary
今回は出力するパノラマ形式を決める「Panorama Settings」画面につ... [詳しくはこちら]

» Hugin 0.7 Quick Start 送信元 What hwat?
Hugin を使って、幾つかの写真画像をスティッチング(繋ぎ合わせる)最低限の手順。とある事情から、なんだか書かなければいけないような気になったので、ここ... [詳しくはこちら]

コメント (13)

TBと日本語チュートリアルありがとうございます。
自分も試行錯誤なのですが、二三わかる範囲で付け足しておきます。

ー焦点距離とCrop Factor
hiroakiさんのカメラはJPEGにちゃんとCCDの大きさに関する情報が入ってて便利なのですが、これが入ってないと画像を追加するときに指定しなければなりません。これはカメラの35mm換算の焦点距離の実際の焦点距離に対する比になります。

ー基準にする点を編集
訳が悪くて申し訳ないのですが、これがパノラマ出力時の視野の向きと角度を指定する結構重要な設定項目です。特に360°のパノラマのときはこれで水平線を指定することがかなり重要になってきます。

ー投影法
翻訳のときにカメラの投影法に関する訳語を探したのですが見つからず、地図のものから引っ張ってきています。基本的には球面の内側を見ているか外側を見ているかの違いだけのはずなので東西南北を左右上下で読み替えれば問題ないのだと思います。ちなみに普通の写真はRectilinearで投影されているのでパノラマの範囲があんまり広くなければ(90°くらいが限度でしょうか)Rectilinearが一番自然だと思います。CylindricalとEquirectangularのどちらがいいかはよく知りません。ただQTVRに書き出す場合はPanoView(http://www.jizoh.jp/pages/download.html)はCylindricalから、MakeCubic(http://developer.apple.com/quicktime/quicktimeintro/tools/)はRectilinearからとプログラム(実際には出力されるQTVRの種類)によって違ってきます。まあ360°をやらない限りはあんまり関係ないのでしょうか。

ところでこのページにぼくのhuginのページからリンクはってもいいでしょうか。まあいいかげん本家のチュートリアルとReadMeも翻訳すべきなのですが。

hiroaki:

ぺーさん、コメントありがとございます。

おかげさまで、こうして手軽にパノラマを楽しむ事ができるようになりました。Mac OS X へのポート、翻訳作業もたいへんなことと思いますが、こうしてよいソフトウェアに出逢う事ができました(ありがとうございます)。

記事中にも書いたとおり、拙い内容で恐縮ではありますが、これはぼくがまったく(カメラのこともパノラマのことも、ついでに英語のことも)しろうとなためでして、記事を上げるにあたって嘘(誤り)を流布することにならないかという懸念もありました。

でも逆にいえば、しろうとでも綺麗なパノラマを楽しめるんだ、ということに自ら勇気を得て書き上げたしだいなのです。なので、(この内容に大きな誤りがないようでしたら、リンクしていただいて、)本家が翻訳されるまでのあいだの「つなぎ」の役を果たせられるのであれば、嬉しく思います :-)

ところで、補足していただいた点は、ぼくも気がついていました。ここでは FinePix F10 という比較的あたらしいカメラで、撮影した写真の EXIF も充実しておりましたが、 Cyber-shot U20 という別のコンパクトデジカメではそこまでの情報がなく、"焦点距離とCrop Factor" に頭を悩ませました。ここが、カメラ(レンズ)に詳しくないユーザが、つまづくポイントだろうと、察せられます。この記事でもはしょってしまっているのはいうまでもありません(苦笑)。

それから、基準にする点、は、どの写真を正面にするかのことですね?(「画像」タブで「位置決めの基準にする」こと)。それから、水平線(または垂直線)はその指定の仕方が、いまいちわかりませんでした。コントロールポイントの種類でそれらは選択できましたが、文字通り「線」で指定するのかなというイメージを持っていたためです。画像中の線を水平線と見立ててコントロールポイントを合わせて置けば、それがガイドとなるのでしょうか。「プレヴュー」した際に、水平線が足りない場合に表示されるコメントに従い、追加してみると、そのような解釈となったのですが、ただ、水平線を持たないこの山のような画像の場合は、術がないなと思いました。

... などなど、ぼくにとってはそのへんが曖昧なので、そのへんをも少し試してみて、詳しく解説できるようになったらば、追記していきたいと思っています。

hiroaki:

(自己フォロー)
「基準にする点を編集」は「位置決めの基準にする」ことではなく、「位置決めの基準にする」にした画像での「基準にする点を編集」であって、この点をいじる事がパノラマの仕上がり全体に大きく影響することがわかりました。
どういう理屈なのかは分らないので説明もできないのですが、プレヴューしながら、いろいろといじってみるのが、とりあえずはよいかと思います。

Crop Factor ですが、例えばメーカーのホームページなどでお使いの機種のスペックに

焦点距離:f=7.9〜23.7mm(35mmフィルム換算:38〜114mm)

とあったら Crop Factor=38/7.9=114/23.7=4.81 となります。U20というと、私のU40と同じでしょうか。だとすると 33/5=6.6 です。

hiroaki:

ぺーさんも Cyber-shot 使いでしたか。
Crop Factor についてはどこかのページに計算式があったのですが、どの変数が、仕様のどの項目にあたるのかが分かりませんでした... 。 35mm フィルム換算って何のことだろうとか... ? とか、それくらい何も知らないので、新しいカメラの保存する画像が EXIF 情報に詳しくてしあわせでした。またこのソフトがそれを読み取ってくれるのも。
ぺーさんに説明していただいてもピンと来ていないのですが(スミマセン... )その式を見る限り、カメラ(レンズ)のスペックに、「焦点距離」と、その「 35mm フィルム換算」についての項目があれば、計算できるのですね? 一回だけ計算しておけば、それを保存して再利用もできるそうですし、やってみます。

ところで、話は変わるのですが、 写真をタテのほうに繋ぎたい場合に、知らないじぶんは、わざわざオリジナル画像を回転させてから、ヨコにならぶように用意してから繋いでいましたが、タテのままでもよかったんですね... 新しい発見でした :-)

kit:

こんにちはhugin使ってみました。
が最適化でどうしても落ちてしまいます。
なんどやっても落ちてしまう。
デスクトップで使っているマシンで落ちていたので
ではとiBOOK800でやってみたりしたのですがだめなのです。ではと今度は何も入っていないクリーンなOSにも入れたのですが同じでした。おかしいなあ。
その後友人のwinマシンにhuginちょっといれさせてもらったのです。
でもって二枚の画像を入れてごにょごにょとやってみました。できちゃった。
友人はこのソフトいいねとおっしゃいました。
わたしの使用方法が間違っている訳でなく
ちゃんと最適化できて
書きだせました。
どうなっているのでしょうかね。
皆さん ちゃんとできてるみたいですよね。
参考になることあったら教えてくださいませんか。
いきなり教えてですみません。

hiroaki:

kit さんコンニチハ。

ぼくも最適化でよく落ちてしまいます。落ちない時のほうが多いのですが、 kit さんは、必ず落ちてしまいますか??

このクラッシュ、じぶんの経験的に、メモリ使用量と関係しているように思います。いえ、あてずっぽうなのでえらいことは言えませんが、コンピュータ上でいろいろな(ほかの)作業を行っているなかで、 hugin を使い始めると、よく落ちます。そんなときは、(最適化をするまえに保存しておいてから、)うまくいくまで(再度 hugin を立ち上げ直して)繰り返すか、もしくはコンピュータをリスタートさせます。コンピュータをリスタートさせると、不思議とうまくいくのです。もちろんその際は、 hugin だけしか使わないようにします。不便ですけれども。──なので、メモリに関係しているんじゃないかなあと思った次第です。たぶん、ページングが行われたりすると、クラッシュしてしまうんではないかと。

kit さんのマシンは、メモリ搭載量は多い方ですか? とはいうもののぼくの iBook は 384 MB しかありませんけども。ちなみに OS は Mac OS X v10.3.9 で huginOSX は version 0.5 です。

それから、参考にはならないかもしれませんが、こんな記事を見つけました(解決法ではありません)。

Optimizer Crash on Mac OSX - Update? (gmane.comp.misc.ptx)
http://comments.gmane.org/gmane.comp.misc.ptx/4670

とにはかくにも hugin 自体のドキュメントがあまり見つけられない現状なのですが、ただ、ほかにも見つかった幾つかのクラッシュ関係の記事などをみると、どうもこの最適化でクラッシュする現象は、ポピュラーな現象のようにも見受けられます。

そして、これはぺーさん( Mac OS X 版を作ってらっしゃる方)も悩んでいるところの様なのですね。 hugin はクロスプラットホームのアプリケーションなのですが、共有して用いられるライブラリがどうも怪しいようなのです。

この問題は、デベロッパーの方々も解ってらっしゃるところだとは思いますので、今後、将来のバージョンで改善されて行くことを期待したいと思います。それまでは、再起動で...... ためしてみてください。

kit:

ご返答ありがとうございます。
うーむ。
必ず落ちる間違いなく落ちる。
ですね。
OSは同じく10.3.9 G4 QS 867 でhugin v0.5 メモリーは1Gぐらいあってです。保存して再起動などしているのですが私のマシンでは一度たりとも
最適化のプログラム終了を見た事がないのです。
共有して用いられるライブラリということですが
先日新規にインストールOSしたものがあってそちらにも
hugin v0.5を入れてみたのですがやはりだめでした。
今の段階ではしかたがないようですね。
やはりバージョンがあがるのをまつしかないようですね。
こういった例があるということで。
それでは、ありがとうございます。

hiroaki:

kit さん>
あら、必ず落ちてしまいますか... 。ぼくが想像したメモリ使用量には関係ないみたいですね。
うーむ。

お力になれずになんとも残念なのですが、あと想像できるとしたら、 Mac OS X のインストール時のオプションに、なにか関わりがあるのでしょうか。そういえば Autopano-sift について書いたときも、動かないよという報告を複数いただいたこともありました。

その事例についても未解決なままなのですが、こういう事例に複数触れるとなると、逆にじぶんの環境のほうが特殊なのかとも思ってしまいます。たしかに、 Mac OS X のインストールは、デフォルトでのインストールではなくて、いくつかのオプション(言語に関するもの以外すべて)を追加で選択して、インストールしています。それから、 Xcode という、デベロッパー向けのツールを入れています。ぼくはデベロッパーではないのですが、オープンソースのアプリケーションをインストールしたいときなどに必要になるケースもあることから入れているのですが、もしかしたらそういうところに明暗を分けるヒントが隠されているのかと、ひとつ推測できないことでもないかな、と思われます。

──なんとも曖昧とした事で申し訳ないのですが、ぼくが思い当たるフシといえば、せいぜいそのくらいなのです。これを検証するには OS を再インストールしなければなりませんし、これでうまくいくと言う保証もないものですから、それを行うにはちょっと手間が大き過ぎますしね。

greenbee:

わたしも“Mac OS X のインストール時のオプション”を疑っています。

最近ハードディスクがクラッシュした為に、Pantheを再インストールするハメになりましたが、その際、オプションで不要と思われるもののチェックを外したり追加したりしました。

その後、それまでなんとか動いていたHugin0.6.1が、画像追加時に落ちるようになってしまい、使い物にならなくなってしまいました。

※同時に、起動時に“Hugin Error Cannot set locale to "ja_JP".”というダイアログも出るようになりました。(関係ありそうですが…わかりません)

以前は標準(簡易?)インストールだったと思うので、今回もそのようにしていれば、以前のように動いていたのかな、と思っています。

hiroaki:

greenbee さんこんにちは。コメントありがとございます。

... やはりそうかもしれませんね。 BSD システムは入っていますでしょうか? たぶん、おそらく、少なくともこのパッケージは必要です。インストール CD から追加でインストールできましたっけ、もし入れていなかったら、入れておいた方が、 hugin 以外の場面でも有用かと思います。

インストールオプションに関しては hugin そのものの問題ではないので hugin のほうでは何も改善すべきところはないかもしれませんが、 README とかに、必要な内容が記載されるようにと、デベロッパの方の目のつくところに要望を上げておきました。

ちなみに、いま hugin 0.7 の開発が進んでいる最中だそうですので、何か要望をお持ちでしたら、ぼくのところにでも(コメントとかメールでも)メッセージをいただければと思います。ぼくはデベロッパではないのですが、メッセージの中継役にはなります ;-)

greenbee:

hiroaki さんこんにちは。チェックが遅れましたすみません。

ご指摘の BSD システム 、
入っているか入っていないかの認識もなく、
また確認方法も分からなかったので、(いい加減なもんです)
とりあえず追加インストールできるか探してみたところ、
Pantherの Install Disc 1 より、下記をダブルクリックで
追加インストールできました。

Mac OS X Install Disc 1/System/Installation/Packages/BSD.pkg

結果は…、おっしゃるとおり(!)

その後は、画像追加時に落ちることもなく
以前のように動くようになりました!

このソフト、かなり気に入っていたので、
かなりショックだったんですが、感謝感激です。
ほんとうにありがとうございました。

つたない知識や思い込みで、システムインストール時に
オプション選択をしないよう、今後は気をつけます。

Hugin0.7 はダウンしてまだ触っていないので的外れかもしれませんが、
安定性の向上に努めてもらえれば、それで充分のような気がしています。
(今はもうHuginが動くだけで満足しているので…)

なにか気がついたらまた連絡させてもらいます。
ありがとうございました。

hiroaki:

greenbee さん>
やりましたね、よかったです :-)

ちなみに BSD システムとは、 Mac OS X を UNIX 的につかうときのベースとなるものです。 hugin など数多くのオープンソースのソフトウェアなどは、そのベースの上に動いているのですが、 greenbee さんが Mac OS X のインストールオプションで何かを外したということから、まっさきに思いついたのがその有無でした。

hugin 、ぼくもとてもお気に入りです。パノラマや、カメラ(レンズ)とかのことはよくわからないんで、たくさんの機能があったとしてもそのうちのほんの少しの部分しか使えていないので、逆に言えばそれだけでも満足しているのですが、そうですね、 greenbee さんとおなじく安定性の向上がいちばん望まれます。

そのためには、多くのひとに使っていただいて、たくさんフィードバックされることも必要だと思っています。そして、多くのひとに使ってもらうためには、まずその認知度を上げないといけないのが現状なのですね。そういう思惑もあってこうしてブログに書いてみたりしております。デベロッパではないじぶんにできる事として。

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